器 美術品について

一階カウンター席でお出しする器は江戸時代のものが中心で、
最近のものでも昭和の始め頃のものです。

その当時の人びとの暮らしは正に自然と共にありました。
自然と同化した職人が残した器の中には
崇高で、魂をえぐられる程の美しきを纏ったものがあります。

器についても備前焼や萩焼、讃岐漆器など
近場のものを中心に揃えていますが、
唐津や美濃、瀬戸、伊賀、信楽など、全国の器を
会席料理の中で織り交ぜながらお楽しみ頂けたらと思い、
日々器収集に没頭しています。


絵画や美術品についても同じように、備後に所縁のある方々の作品が並んでいます。
※上記写真の絵は昭和21年に尾道観光協会が設立記念として小林和作さんに依頼した作品です。

地元檜の一枚板のカウンター、地元楢の手作りの椅子、備後表の畳、

徐々にですが店内設備も備後の職人が作る備後のものへ替えていきたいと思います。