2019年10月からの朝ドラ『スカーレット』 主役女性の半生のモデルとなったのは
私が大好きでコレクションしている、信楽焼 陶芸家 神山清子さんです。
カウンター席にご来店頂いたお客様には器には料理を盛って、酒器にはお酒を入れて、花入れには花を生けてと、
神山清子さんの世界観を実際に手に触れながらお愉しみ戴く事が出来ます。
神山さんの作品と一緒に入っていた栞の文には我々の想像を遥かに越えた苦労と努力の姿が綴られています。
陶芸界同様、料理界においても上辺のテクニックや最新調理機器を用いた『形』重視の料理がもてはやされていますが、
果たして100年後にも語り継がれるような料理人は今の時代にいるのでしょうか?
このドラマを機に日本人が、本物の芸術について考えるきっかけになればと切に願います。